時期とフィールド |
2013.9.29 更新
20161.21 修正
2018.11.7 修正
時 期 | 主なフィールド |
2月(解禁)-3月中旬 | 九頭竜川 高屋橋付近、えちぜん鉄鉄橋付近、中角橋付近、JR鉄橋付近、 |
3月下旬-4月中旬 | 同上プラス R8号付近、浄水場付近、北陸自動車道付近、五松橋付近 |
4月下旬-5月(禁漁) | 同上プラス 保育園前、ハタヤ付近、鳴鹿堰堤下流 |
2月の解禁から3月中旬までの初期は高屋橋、えちぜん鉄橋付近を中心とした下流域がメインフィールドとなり、基本的には一箇所で粘る釣りである。 3月中旬以降になるとほぼ全域がフィールドとなり、下流域でフレッシュランを狙うか、中上流域ですれて狡猾になったトラウトを狙うか選択することになる。 GW少し前から用水の掃除等により、濁りが入り始め、GW頃から農業用水に取水されて渇水になり、さらに田んぼの掻き代による濁りが入り一番釣りづらい時期になる。それでも、GWには全国から人が集まる。 少し前までは5月中旬以降は他の釣りが本格化するので、一気に人が少なくなったが、昨今はこの時期でも人はほとんど減らない。60cm前後の通常サイズのサクラマスはあまり出なくなる代わりに、40cm前後のサクラマス、サツキマスが釣れるようになる。また、ウグイやニゴイ、スズキなども盛んにルアーを追い、本命は釣れなくても楽しめる時期である。 例年3月下旬の彼岸から4月20日前後が遡上のピークとなる。 ここ数年の集中豪雨などにより、九頭竜川のR8号付近より上流はポイントがかなり変化している。石が小さくなっている。 下流域の釣りは特別なテクニックは必要とせず、ただ単に場所の問題となります。言い換えれば、実績ポイントを如何に確保するかどうかで釣果が決まります。 また、魚もスレておらず、ルアーに反応しやすい個体が多く、明確なバイトが多くなります。また、テクニックの占める割合は大きくありません。そうしたことから釣りやすいです。 それに対して上流域は場所が大きなウエイトを占めることは間違いありませんが、それに加えポイントを見る目、ルアーの流し方など、テクニックのウエイトも大きくなります。また、魚もスレたり、川に順応してルアー等への反応が悪くなり、ショートバイトが多くなってきます。そのため、上流域での釣りは難易度が上がります。 なお、魚のコンディションは下流域の方が良いのが一般的です。 |
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狙う時合と時間帯 やはり朝である。時期や年によっても異なるが、7時〜11時、15時-17時くらいに当たる例が多い(様な気がする)。ただ、もともとの数が少ないので、いかにに多くフィールドに立つかのほうが重要である。といっても、できるだけ条件のいい日に釣りに行きたいのが人情でもある。 潮周り 遡上魚であるので、特に下流部では密接な関係がある。大潮の最終日から2〜3日経過すると高屋橋まで遡上している感じがする。 水量 下流域は増水後の引き際、中流・上流域は増水後に平水に戻るくらいがよいような気がする。解禁から3月上旬までの増水は水温が一気に下がるせいか、思ったほどよくないことが多いが、狙い目ではある。4月の増水後は何が何でも行くべし(笑) ※ハイシーズンの増水後の引き際 朝一は活性が高いやつがいるとすぐに来る可能性があるが、8時前後にバイトが出ることの方が多い。これは水温が上がることにより魚の活性が上がることや、太陽光の加減でルアーのアピールが強くなることが考えられる。 水温 寒波が来たときは当たる率が極めて低くなる。目安として2℃以下なら温泉に入って温まったほうがよいか? それ以外はあまり気にしない。逆に寒波が緩んで来て2〜3日後が狙い目。 天候 晴れでも、曇りでも、雨でもそんなに関係ないと思うが、明るいほうがルアーのアピール力が強い気がする。雨は少し増水する程度なら問題ないが、ミルクコーヒー色まで濁りが出てしまうとまず無理。雪は寒波と一緒に来ることが多いので、よくないことが多い。曇りや雨、雪などのときに晴れ間が覗くとヒットすることもよくある(越前FCのカリスマ店長I氏の弁)。 |
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九頭竜川における70pアップへの道 九頭竜川での大物の可能性 大河に大物が遡上するというのは一般的なセオリーです。しかし、九頭竜川は川の規模の割には大物が出ません。ばれた〜という話はよく聞きますが、獲ったという話はごくまれです。70pアップは年に1〜2本、出ない年もあります。(※2013-2018で越前FC検量5本) 他の河川、例えば神通川や黒部川、手取川に比べて極めて少ないです。しかし、超大物はいます。5月下旬以降の鳴鹿堰堤下でのサクラマスの群れを見ればそれが明らかです。他の河川に比べてその比率が大きいか小さいかは分かりません。 それでは、何故その大物が掛からないのか? 大物は一般的に流芯の底にいることが多いです。九頭竜川は大河ですので、そのポイントにルアーが入らないことが考えられます。しかし、それは他の河川でも同様ですので、九頭竜川だけが大物が掛かりづらい理由とはなりません。それでは何故か? 他の河川に比べて川の流芯が右岸または左岸に偏っていることが原因と考えます。流芯が偏っていると流芯底に入れることがほぼ困難となります。それでは、下流域では中央に流芯があるのでないか。という意見が出てくると思いますが、下流域では超大物のまえに活性の高い通常サイズが掛かってしまうことが考えられます。また、スリットがあり、超大物が定位するポイントまでルアーが届いていない可能性もあります。 中上流域ではポイントを選べば、流芯底に届く可能性が高くなると思いますが、魚自体の活性が下がっているため、簡単にはヒットしないことが考えられます。 何故その大物が取れないのか? 1 しっかりとフックアップされていない。 →ドラグを締めてしっかり大合わせしましょう! 2 ライトタックル使用してる。 →大物対応タックルにしましょう! もしくは大物は諦めましょう! 3 魚が取れない場所で釣りをしている。 →魚が獲れるポイントで釣りをしましょう! 4 釣り場に合わせたやり取りをしていない。 →修行あるのみ! 大物が定位するポイントにルアーが届く可能性が高いポイントは? 流芯が中央に位置するポイントで、ストラクチャーがある場所と考えます。具体的にはJR橋、九頭竜橋、R8号お立ち台(2017は悪かった)、五松橋下流、幼児園(ちょっと流芯が右岸に寄っているけど)、ハタヤプールくらいでしょうか。言うまでもなく、有名ポイントですね。 |
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