(2)水中糸について |
ナイロン(含むフロロカーボン)系のラインはほとんど使用していません。ハイテクラインはたまに使用しますが、メタルラインの使用がほとんどです。メタルラインは複合タイプ、単線タイプ、撚糸タイプ拘らずに使用していますが、複合タイプは目印・編み付けを移動させた際にほつれやすいきらいがあります。
オールラウンドの釣りの場合、メタルの0.03号〜0.15号の使用が多いです。その中でも、0.05号と0.1号の使用頻度が多くなっています。
水中糸全体の長さは、約5.5m(先糸0.3m、メタル4m、空中糸1.2m)です。メタルライン自体の長さが3mになるまで使用しています。その場合、天井糸で調整し、調整しきれない場合に空中糸を結びなおして水中糸を調整しています。
先糸(つまみ糸)は、両端をチチワにしておき、予備を数本作成してあります。接続法方はメタルに鼻カン結び糸で編み付けをしておき、すぐに交換できるようにしてあります。空中糸はメタルに直接接続編み付けしてあります。先糸の素材は、根ズレと耐久性と経済性を重視してフロロカーボンです。
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荒瀬釣りの場合、シーズン当初でメタル0.2号、8月中旬以降は0.3号にあげています。球磨川ではメタル0.4号を使用することもあります。
水中糸全体の長さは、約7.5m(先糸0.3m、メタル6m、空中糸1.2m)です。
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大鮎釣りの場合、メタル0.4号、時に0.3号です。水中糸全体の長さは、約7.5m(先糸0.3m、メタル6m、空中糸1.2m)です。 |
メタルラインと接続糸の相関関係
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先糸
(つまみ糸) |
メタルライン |
元糸(接続糸) |
天井糸 |
備考 |
フロロカーボン
(クレハ、東レ) |
(ダイワ、バリバス、ゴーセン) |
フロロカーボン・ナイロン
(クレハ、東レ) |
フロロカーボン・ナイロン
(東レ・バリバス) |
0.25 |
0.03 |
0.3 |
0.5 |
オールラウンド
(トロも瀬も) |
0.3 |
0.05-0.06 |
0.4 |
0.5 |
0.4 |
0..07-0.08 |
0.5 |
0.5 |
0.5 |
0.1 |
0.6 |
0.5-0.6 |
0.6 |
0.15 |
0.6 |
0.6-0.8 |
0.8 |
0.2 |
1.0 |
1.2-1.5 |
引き釣り
(基本的には瀬) |
1.0 |
0.3 |
1.0-1.2 |
1.5 |
1.5 |
0.4 |
2 |
1.5 |
大鮎狙い |
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