鮎釣り その11
引き釣り

2003.12.1更新

 工事中
 瀬では、まずおとりを底に沈めることが肝心です。沈める手段として
 竿を寝かせる。
 ラインをナイロン系からメタルラインに変える。
 オモリを使用する。オモリの選択が一番重要。軽すぎず、重すぎず。
 背針を使用する。これは比較的浅いところか、流れが緩やかなところで使用するパターンが多いです。
 チラシ、ヤナギの使用が効果的。
 
 
 釣り方
 おとりを下から上にゆっくり引っ張る。
 引っ張る際におとりがいやいやするようならそれは引っ張りすぎ。
 上に引っ張りあげる際に、何回か引くのをやめ、止めて当たりを待つ。
 上まで引っ張ったら少しずつ下に流して止めて一番下まで落とす。
 また上まで引っ張る。
 自分の立ち位置を変えて(一般的には、少し下流に下がり)繰り返す。



主として瀬の釣り
竿は硬めの方が操作しやすい。特に穂先
下から上にオトリを引き上げる。その際、オトリの泳力を手助けする感じで引く。
流れの強い場合、上が出来ないことが良くある。その場合、やや強引に引くこともある。
おとりが浮いてきた場合は、背バリかオモリを付ける。
ある程度流れがある場合は、当初から背バリ、オトリを付ける。
引き上げる際に抵抗が少なくなる場所があれば、そこでしばらく止めておく。
流れのあるところはなので、4本イカリよりも、3本イカリの方がバレが少ない。
さらにチラシ、ヤナギの方がよりバラシが少ない。

アタリは千差万別だが、
ガツガツガツガツと来てから一気に下流に持っていくパターン
何の前触れも無く、一気に下に行くパターン
コツとアタリがあり、上に上がっていくパターン
の3通りに大別できる。

竿・仕掛けが万全ならば、一気に浮き上がらせて抜くのが快感である。
竿を上竿にし、円を描くよう竿先を背中の方に持っていき、糸を掴んで寄せるのも、スリリングである。
ただし、仕掛けが太い場合は、繊細な釣りがしずらいので、努めて繊細な釣りに徹するべきである。

竿が仕掛けが流れの中から抜けないものである場合、竿先を一気に下竿から岸に向け、下がりながら流れの弱いところに誘導していく。流れの弱いところに誘導後、抜けるもの抜いて、寄せるべべきサイズは寄せてとる。
流れに対して弱い仕掛けは掛けるのには有利であるが、掛けた後の確実性が低くなる。下流に人がいる場合は使用すべきでない。




 





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